今日はアンテナの話です
電波は1秒間に30万㎞進みます
この30万kmという数字がアンテナにとって重要な数字となります
例えば、NHK東京第一放送 594KHzの場合
300,000/954=505.5m
の505m
ラジオnikkei 6.055MHz(6,055KHz)の場合は
300,000/6.055=49.5m
で49mで
この300,000kmを周波数(KHz)で割ったものを波長といいます
アンテナはこの波長の1/2とか1/4の長さが望ましいといわれてます
人にも波長が合う、合わないがあるように、ラジオも周波数と波長があってるとよく聞こえるらしいです
しかしこれは原理であって実際はいろいろなタイプのアンテナがあり、これより短くてもアンテナとして十分機能します
短波放送を聞けるラジオには31mとか49mとかいう表示があり
これが波長です
波長と周波数とその特徴は下の通りです
120メーターバンド 2300KHz~2495KHz
熱帯地域の国内用に使われることが多い
90メーターバンド 3200KHz~3400KHz
熱帯地域の国内用に使われることが多い
75メーターバンド 3900 KHz~4000KHz
国内放送用
60メーターバンド 4750 KHz~5060KHz
国内放送用
49メーターバンド 5730 KHz~6295KHz ラジオnikkeiがここに入ります
国際・国内放送用
41メーターバンド 7100 KHz~7600KHz
国際放送用
31メーターバンド 9250 KHz~9900KHz
国際放送用 使用局が多い
25メーターバンド 11600 KHz~12100KHz
国際放送用 使用局が多い
22メーターバンド 13570 KHz~13870KHz
国際放送用
19メーターバンド 15030 KHz~15800Hz
国際放送用 遠距離用
16メーターバンド 17480 KHz~17900Hz
国際放送用 遠距離用
15メーターバンド 18900 KHz~19020Hz
国際放送用
13メーターバンド 21450 KHz~21750Hz
国際放送用 遠距離用
11メーターバンド 25670 KHz~26100Hz
国際放送用 遠距離用
日本語放送でよく使われているのは31メータバンド、25メータバンドです
ヨーロッパの放送局が日本語放送ししていた時代は19メータバンド、16メータバンド、13メータバンド当たりもよくつかわれていました
簡単に言うと
低い周波数は中波に特性が似てるので近距離用
中~高周波数は中・遠距離用です
このうち41メータバンド、31メータバンド、25メータバンドは多く利用されており
ダイヤルを回しているといろいろな言語の放送が聞こえてきておもしろいです
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